免疫力

【㊙アルコール消毒×肌荒れ】アルコール消毒し過ぎ?あなたを守る“常在菌”の存在

最終更新日 2022年11月3日

 

こんにちは、まなみちです。

いつも閲覧いただき、ありがとうございます。

 

 

突然ですが、

あなたは、1日に何回くらいアルコール消毒をしているか把握していますか?

 

新しい生活様式のひとつとして、“アルコール消毒”はあなたの生活の中で習慣化された行動となっているのではないでしょうか?

 

おそらく、意識しないほど1日に何回もアルコール消毒していると思います。

 

 

でも、コレってホントに大丈夫なのでしょうか?

 

 

今回の記事では、アルコール消毒について考察していきたいと思います。

 

 

【お悩み相談】最近、肌の乾燥が気になるようになりました

 

若い頃は、肌荒れなんて自分には関係のないことだと思ってました。お風呂だって、ゴシゴシ洗っても一切のケアなし、肌トラブルなんて無縁だと思ってました。

 

それが最近になって、『肌の弱さを実感するようになった』、というKさん。

 

 

一体何が起こってしまったのでしょうか?

 

 

肌トラブルというのはどの年齢層にも存在する問題だと思いますが、年齢を重ねるにつれてその悩みは増加傾向にあると感じます。

 

これは、年齢を重ねるにつれてお肌のターンオーバー期間が長くなることに由来すると考えられます。

 

要は“肌の新陳代謝”がだんだんと鈍くなってくるにつれて、保湿機能やバリア機能が衰えてくるのです。

 

そこに外部からの刺激がともなって、肌トラブルに発展していきます。

 

 

そう、あなたが普段から行っている“アルコール消毒”が外部刺激になり得るのです。

 

 

アルコール消毒によるメリット

 

お店に入って ワンプッシュ

 

お店を出る時 ワンプッシュ

 

別のお店に入って ワンプッシュ

 

お店を出れば ワンプッシュ

 

外出すれば、事あるごとにアルコール消毒をする機会が増えたのではないでしょうか?こんなこと、あなたが生まれてからあったでしょうか?

 

おそらく、初めての経験の方がほとんどなのではと思います。

 

一時期は品薄になるほど、アルコール消毒の需要が増え、色んな種類の商品が増えています。

 

 

では、なぜ、アルコール消毒なのでしょうか?

 

 

理由は分かりますね。そう、“新型コロナウイルス”や“インフルエンザ”のウイルスに対して効果があると認められたから。これらウイルスのもつ膜を破壊することで無毒化する効果があるようなのです。

 

 

でも、本当にそこまで何回も消毒する必要、あるのでしょうか?

 

 

あなたの体を守る常在菌の存在

 

“常在菌”という存在をご存知でしょうか?

 

実は、あなたが「怖い」「汚い」などと思っているかもしれない“菌”という存在は、あなたの体にも備わっていて、普段からあなたのことを護ってくれているのです。

 

この菌たちの力を借りて、あなたは生きることが出来ている、とも言えます。

 

それは、“木とキノコの関係性”にも似ていて、お互いに共存共栄して存在しているのです。

 

だから、無菌状態ではヒトは生きられない、ということになります。

 

あなたの体は生まれてから菌の定着が始まります。赤ちゃんのころは免疫力が弱いというのは、あなたもご存知だと思いますが、常在菌が定着していないことも一つの要因です。

 

常在菌が体に定着する頃には、あなたの体は菌だらけ(笑)。

 

でもそれで良いんです。

 

 

それはなぜか?

 

 

一緒に考えてみましょう。

 

 

【想像してみよう】常在菌 vs 病原菌

 

菌でびっしり保たれているあなたの肌に、新たな病原菌が近寄ってきました。

 

病原菌はあなたの体に何とか定着しようと、着陸を試みているようです。

 

しかし、なぜか上手くいきません。

 

 

それはなぜか?

 

 

着陸するスペースが無いからです。

 

あなたが持つ常在菌たちですでにお肌はびっしり埋め尽くされてたのです。

 

病原菌は渋々とあきらめて別の拠点を求めて去っていきました、とさ。

 

めでたしめでたし(笑)。

 

 

菌という存在は常に宿主を探しています。あなたの元に来なくなっても、どこかの誰かの元に飛んでいくのです。それはウイルスの場合も同じことが言えます。

 

だから、免疫力の弱い方から順に感染してしまうのはごく自然なことなのです。

 

逆に言うと、免疫力さえしっかり備わっていれば、侵入してくる菌やウイルスとは無縁の関係となるでしょう。

 

 

なぜアルコール消毒を使うか?

 

話を戻しますが、なぜアルコール消毒を使うのでしょうか?

 

昔から言われている、「いただきますの前の手洗い」と「ただいまの後の手洗い」は理にかなっていて、必要な時に菌やウイルスを除去する作業なんですね。

 

この二つをしっかり励行するだけでも、感染対策は十分なものだと思います。

 

菌やウイルスを口に入れないための、手洗い。

 

外から持ち帰った菌やウイルスを家の中に入れないための、手洗い。

 

アルコール消毒は手洗いよりも除菌効果が高く、殺菌効果も優れているので、「ちょっと心配だな」という時に適宜取り入れていけばいいのではないでしょうか?

 

どんなことでもそうですが、過度にすることには必ずリスクがともないます。

 

過度にアルコール消毒をすることによって、あなたの肌に存在している常在菌まで除去してしまう危険性があるのです。

 

そうなると、そこには新しい病原菌が・・・着陸を狙っているかもしれませんね。

 

ほんとうに適切な行動であなたのカラダは護られていくのです。

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

あなたと菌の存在は切っても切れない関係性だということ、ご理解いただけましたでしょうか?

 

なぜそれをするのか?をしっかり理解した上で行動に移していく。それが大事なのではないでしょうか。

 

冷静に考えれば分かることですが、アルコールというもの自体も無害なものではありません。それについてはまた別の記事で書いていきたいと思います。

 

便利なものにはそれだけリスクもともなうものです。

 

あなたの健康の一助になれば幸いです。

 

今回の記事はここまでです。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事があなたの人生のお役に立てられれば幸いです。

 

 

そして、あなたの周りで体の不調にお悩みの方がいましたら、ぜひ提案して頂ければ幸いです。

 

心身ともに健やかな日々を過ごせることを、心から願っております。

 

 

まなみち

 

記事作成日:2022年11月3日
最終更新日:2022年11月3日

  • この記事を書いた人

ラマナ・まなみち

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