免疫力

胃腸を休ませ腸内環境を整えることで身体の不調が改善する

最終更新日 2022年9月18日

こんにちは、まなみちです。

いつも閲覧いただき、ありがとうございます。

 

「外食」って楽しいですよね。

 

普段家では食べられないような創意工夫を凝らした料理を食べることが出来ます。また、お店の演出など、食事を提供することにとどまらないサービスも魅力のひとつと思います。

 

あなたは、外食で気にしていることはありますか?

食べた後のことを気にされることが多いのではないでしょうか。

最近では、メニューに“カロリー”や“塩分”の表示があり、体のことに気をつかっている方でしたら特にそうなのではないかと思います。

 

そんなあなたのために、

今回は、なぜ腸内環境のバランスが崩れてしまうのか?

そして、バランスが崩れてしまった腸内を改善することについて書いていきます。

 

 

腸内環境は変わる

 

腸内環境はなぜ変わるのでしょう?

それはあなたが摂り込んだものが、あなたの体をつくっていることにつながります。

 

 

例えば、あなたが外食に行った時のことを思い浮かべてください。

自炊をした時より、濃い味付けになっていると感じませんか?

外食で提供される料理は味がしっかりしたものが多いと思います。

 

それはなぜか?

 

口当たりが良い料理を作ろうとすると、やはりハッキリとした味付けが好まれるからではないでしょうか。あなたは、外食に行くときは普段食べないような刺激的なものを求めていたりしていませんか?

そういった料理の場合、化学調味料などを多く使っているため、自宅で食べるときより塩分や糖分、脂肪分が多めになる傾向があるのです。塩分や糖分、脂肪分を過剰に摂取すると、その分あなたの体に負担をかけることになります。甘いものを食べ過ぎたときにボーッとするのは、あなたの体に負担がかかっているからです。

 

外食に限ったことではありませんが、塩分や糖分、脂肪分を摂り過ぎた結果、胃腸に負担がかかり、腸内バランスを崩すことにつながります。

 

わたしは以前は毎週のように外食を楽しんでいたのですが、最近身体を整えたことによって、外食を食べた時に非常に強く塩分を感じるようになりました。外食を頻繁に食べていると舌が慣れてくるために、塩分を感じにくくなり、味の濃いものでしか満足できなくなってしまうのです。

 

だからといって、外食をやめなさい、とは言いません。

外食には外食の良さがあります。そして、自宅で食べる食事とは違って、特別感がありますよね。

普段の食生活に上手く外食を取り入れることで、あなたの人生は豊かなものになるのではないでしょうか。

 

そのお手伝いが出来れば幸いです。

 

それでは、まず、腸内環境を改善する前に、あなたの生活習慣に目を向けてみましょう。

外食、お酒、運動不足、夜更かし、ストレス、、、など腸内環境に与える要素は多岐にわたります。

 

いっぺんに全て改善するためには、あなたの生活習慣から見直さなければなりません。

生活習慣を急に変えていくのは難しいと思うので、出来ることから一つずつ改善していきましょう。

 

 

腸内環境を整える食べ物

 

まずは、口に入れる食べ物から見直していきましょう。

 

あなたが毎日、習慣的に食べている物は何ですか?

朝はご飯派、パン派など、習慣的に食べている物があると思います。毎日習慣的に食べているものが、あなたの腸内環境に影響しやすくなってきます。

 

習慣的に食べている食事に、腸内環境を整える食べ物を加えていくことから始めましょう。

腸内環境を整えるには、『善玉菌』を増やすことが良いと言われています。悪玉菌が増え、腸内環境が悪くなってくると、下痢や便秘などの症状があらわれてきます。悪玉菌よりも善玉菌の方が腸内で優勢に働くことが出来れば、腸内環境が整う方向に向かっていくのです。

 

では、何を食事に取り入れればいいのか?

1つは、食物繊維です。

食物繊維には水溶性と不溶性がありますが、海藻などに含まれる水溶性食物繊維は善玉菌が好む傾向にあり、腸内の善玉菌を育てることにつながるため、積極的に取り入れていきましょう。

 

例えば、朝の食事に取り入れるなら・・・

・ごはん → 大麦、こんぶ、わかめ

・味噌汁 → 玉ねぎ、大根、ごぼう、わかめ

・パン → 干しぶどう、フランスパン

のように、具材等として取り入れていくことで美味しく摂取することが出来ます。

 

 

2つ目は、発酵食品です。

発酵食品には善玉菌そのものが含まれています。善玉菌そのものを摂取することで、腸内の善玉菌の数を手っ取り早く増やすことが出来るのです。

 

例えば、朝の食事に取り入れるなら・・・

・ごはん → 納豆、キムチ、漬物

・味噌汁 → 味噌

・パン → チーズ、ヨーグルト

のように、具材等として取り入れていくことで美味しく摂取することが出来ます。

 

塩分はどれだけ、糖分はどれだけ、脂肪分はどれだけ、とあまり摂取量に神経質になることはないと思います。なるべく素材の味を生かした料理を毎日食べていれば、自然と本来の味覚に整ってきます。そうなる頃には、あなたの腸内も同時に整っていることでしょう。

 

大事なことは、1日1食は手作りのご飯を味わって食べる、ということです。
この時、出来るだけシンプルな調味料を使うことが大事です。

 

味覚が整ってくると、外食のほとんどについて、非常に塩分や糖分、脂肪分を感じるようになります。
そうなれば、おのずと塩分や糖分の摂取量は適正量に収まってきます。

 

結果として、腸内環境を乱す食生活から遠ざかり、腸内環境が安定してきます。
あなたの身体が求めるものに変化が生じてくるのが分かるようになるでしょう。

 

 

 

腸内環境を整えると免疫力が高まる

 

腸内環境が整ってくると、免疫力も高まってきます。

 

 

最近では“腸活”が注目されていますが、身体全体の調子の良し悪しが腸内に左右されるといっても過言ではないと思います。それほど腸内環境は重要です。

 

腸内環境が良い時は、お腹のあたりがぽかぽかしています。お腹がぽかぽかしていると、体も冷えにくいのです。体が温かい状態であれば、デトックスもうながされ、体の毒素も排出しやすくなります。

 

体調を崩しやすい時といえば、寝ている間ではないでしょうか。

 

あなたも朝起きたら、調子が悪いといった経験をしたことがあると思います。寝ている間は起きている時よりも体温が低下してきます。その間は必然的に免疫力が低下しますので、ウイルスなどに感染しやすくなります。身体の深部が温かい状態で保たれていれば、感染症などにも強い身体となるのです。

 

また、腸内環境が悪化するとまずお腹の調子が悪くなりますね。あなたも下痢と便秘で悩んだことがあるのではないでしょうか。この苦しみはあなた自身しか分からないことなので、ツラくても我慢することが多いのではないでしょうか。

 

腸内環境が悪い方に傾いていると、お腹の不調はず~っと続いてしまうんですね。例えて言うなら、腸内環境が虫歯になっているような状態です。虫歯になりやすい人、なりにくい人がいるように、虫歯菌が存在しにくい環境をつくってやることが大事なんです。

 

そのためには善玉菌などを増やして、腸内環境を良い方に傾けてあげることが大事なのです。
それはあなた自身でしか出来ないことなのです。

 

あなた自身に起こる事と腸内環境はリンクしています。腸内環境が良ければ、あなた自身も良くなります

・免疫力が高まる
・老廃物がしっかり排出される
・体が温まってくる
・あなたにとって理想の体質となる
・健康であることを実感できる

細かいことを挙げればきりがありません。

 

「身体の冷えは万病のもと」とは、ほんとうにその通りと感じます。

 

 

腸内環境をセルフチェックするには?

 

腸内環境を確認する分かりやすい方法としては、“便の状態を確認する”ことです。

におい、かたち、色で判断します。

 

①におい

良い便の時は、便の臭いも少なめですし、おならもほとんど臭いません。

「いやいや、おならって臭いものでしょう?」

あなたもそう思いませんか?

でも、びっくりするかもしれませんが、ほんとうです。

反対に、腸内環境が悪い時は信じられないくらい臭かったりします。これはあなたにも経験があるのではないでしょうか。事実、あなたの腸内からそのおならは発生しているのです。

“臭いおならが出たから、腸内環境が良くなった”ではないのです。

臭い物に蓋をすることは出来ないんですね。

 

②かたち

かたちは、一般的に“バナナのようなかたち”の便が良いですね。良い便の時はほとんど力まずに本当にスルっと出ます。あなたの腸たちが“ぜんどう運動”をすることで自動的に便は押し出されるようになっています。

下痢になると、水分が多めのドロドロした便が出てきます。反対に、便秘になると、コロコロとして便が出てきます。

水分量がちょうどいい便が理想的ということですね。

 

③色

正常な便は黄褐色をしています。少し濃くなり、茶褐色だと、食べ過ぎているかもしれません。便秘をしていたり肉など動物性のものを多く摂るとさらに色が濃くなります。

最も注意しなければならないのは、便に血液が混じってないか、です。血液が混じっていると、腸管もしくは肛門周辺から出血している恐れがあります。その場合は、早めに病院へかかるようにしましょう。

 

 

腸内環境が整ってくると、毎日同じタイミングで排便がうながされるようになります。

排便のコントロールが出来れば、精神的にも安心感があるのではないでしょうか。

 

 

腸内環境を改善した効果は?

 

腸内環境を改善するために食生活を変えていくことになります。

食生活が変わったことで、まず味覚が変わってくることが実感できるでしょう。
あなたに合った食事が味覚によって分かるようになります。もしかしたら、今まで習慣的に食べていたものが美味しく感じなくなるかもしれません。それは、あなたの身体が求めるものが変わってきている証拠です。

食品添加物が多く入ったような加工食品が美味しく感じられなくなり、出来るだけ原料に近いものを求めるようになると思います。

 

ほんとうに美味しく食べられる食事に出会うことが出来た時、その喜びは素晴らしいものです。
美味しい食事をいただくことがほんとうに毎日楽しみになりますよ。

 

食事をいただくことの素晴らしさに気づけることはそれだけで幸せなことだと思います。

 

もしかしたら、今までにあなたにもそういった経験があるかもしれません。

例えば、入院などをしてしばらく食事を食べることが出来ず、やっと食べることが出来たお粥。
それは、心の底から美味しいと涙が出るほど感じるものです。

 

毎日何気なく食べている食事ですが、「食」は「人を良くする」と書きますから、それだけ重要なことなのです。

食生活が良くなれば、喜ぶのはあなたの腸内も同じです。
排便についても大きく変わってきます。今まで、下痢を繰り返す毎日で、外出先ではいつもトイレの心配をしなければならない・・・。そんな状態では、心の底からお出かけを満喫出来ないですよね。腸内環境が整えば、それだけであなたの気持ちにも余裕が出来て、遠くに出かけたりするのもすごく楽しみになります。

 

体の調子だけでなく、心の調子も整ってくるのです。

 

そして、身体全体の調子がとても良くなったことで、あなたの人生は非常に豊かなものになっていくのです。

 

 

まとめ

 

現代では様々な食品が世の中に流通しており、飽食の時代ともいえます。

 

もしかしたらあなたの腸内は疲れていのかもしれません。

 

あなたも長く仕事や運動をした後は休みますよね?
腸内も同じように休息を取らないとくたくたになって、調子が悪くなるのは当然ですよね。

 

時には刺激的な食べ物を食べたくなることもありますよね。

でも、たまには腸内を労わってあげることも大事だと思います。

 

腸内環境を整えて、心身ともに健やかな毎日を送りましょう!

 

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事があなたの人生のお役に立てられれば幸いです。

 

 

あなたの元気で、あなたの身近な方々を癒してあげてくださいね。

 

 

 

まなみち

 

記事作成日:2021年11月30日
最終更新日:2022年1月29日

  • この記事を書いた人

ラマナ・まなみち

人生どん底から“心の在り方”をきっかけに、人生が大きく好転。将来の不安が“楽しみな未来”に変わる。病気から解放され、好きなことが出来る人生。そんな人生をサポートします!

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