最終更新日 2022年4月12日
こんにちは、まなみちです。
湿度が低くなり、空気が乾燥してくると、お肌の乾燥が気になりますよね。
お肌の状態は、食生活、生活習慣、加齢、季節などによって日々変化しています。
何もしないでいると、お肌の状態が悪くなるんじゃないか?いつも同じ状態を保っているためには、日々のケアが必要!あなたはきっとそんな風に考えているかもしれません。
子どものころは何もしなくても良かったのに・・・。
お肌の状態ひとつで、見た目の印象って大きく変わるもの。だから、いつまでも健康なお肌でいたい!と思うのはごく自然なことだと思います。
今回の記事では、そんなお肌にまつわるおハナシを実体験も交えて書いていきます。
Contents
お肌の仕組みについて
あなたのお肌は生まれ変わりを繰り返しています。これは“ターンオーバー”と言われる仕組みで、皮膚の底の層で新しい細胞が生まれ続けています。生まれた細胞が、だんだんと皮膚の表面に押し上げられ、あなたが普段見ているお肌(角質)となって表に現れます。そして、最終的には垢となって剝がれ落ちます。
この角質は層状になっていて、すごく薄いのですが、外から入ってくるものからあなたの体を守っているのです。
そんな、誰にでも備わっている、ターンオーバーですが、20代ですと一般的には1ヶ月前後をサイクルとして、細胞の生まれ変わりが自動的に行われます。
このターンオーバーの長さが、年齢を重ねるにつれて長くなることで、肌トラブルなどに至ってしまうのです。
ターンオーバーの周期が長くなると、古くなった細胞が肌の表層に長い間残り続けることになります。古い細胞ばかりになると、バリア機能が低下し、紫外線や乾燥など、外からの刺激に対して防ぐことが出来なくなり肌荒れが起こりやすくなってしまいます。
では、ターンオーバーを正常な状態にするにはどうしたらいいのでしょうか。
肌は生きていますので、栄養が必要なのです。
肌に栄養を行き渡らせるには主に次の5つが大事な要素となります。
●血液の循環を良くする
●食生活に気を配る
●質の高い睡眠を摂る
●ストレスを適度に発散する
●肌に過度な刺激を与えない
どうですか?簡単に説明すると、心身共に健康な暮らしを送ることが出来ていれば、あなたの肌も同じように健康な状態を保つことが出来るのです。
“健康な身体づくり”については別の記事でも書いていますので、そちらを参考にしていただければ幸いです。
この記事では、肌の乾燥による肌トラブルに着目して、肌が乾燥しないようにするためにはどうしたらよいか?について考察していきます。
肌の乾燥を防ぐためには、あなたも普段から使っている“化粧水”が欠かせないものではないでしょうか?ドラッグストアに行くと色んな種類の化粧水が並んでいますね。
それぞれ配合しているものが違うので、何を参考にすればよいか、迷ってしまうかもしれません。
まずは化粧水について少し考えてみることにします。
そもそも化粧水って何でしょう?
化粧水とは、その名前のごとく、ほとんどを精製された水で占めています。残りを保湿成分などが占めていて、基本的に保湿する目的で使用されています。
最近では、その他にも抗酸化作用をもつ成分や、肌の再生を促す作用をもつ成分など、保湿以外の効果をもつ化粧水も出てきています。
では、なぜ化粧水が必要なのでしょうか?
あなたが子供の頃は化粧水を付けていましたか?
あなたはいつ頃から化粧水を付け始めましたか?
もしかしたら、化粧をするようになって、少し肌荒れが気になってから使い始めたかもしれません。
確かに、化粧水を使うと、肌がしっとりしているように見えますよね。
でも、お肌に水って果たして浸透するのでしょうか?
幼少期の子供の肌に水をかけてみてください。きっと、もの凄くはじくと思います。本来、健康な肌は十分な水分量が保たれているはずなのです。
それが、乾燥が気になるからと、化粧水を過剰に肌に押し込もうとすると、肌は本来の機能を果たさなくなる危険性があるのです。
毎日毎日、化粧水を使い込んでくると、今度は逆に肌の角質層が壊れてしまう恐れだってあります。
あなたの肌は本来、保水機能、バリア機能が備わっているはずです。それを活かすようなスキンケアが本来のケアであると思うのです。
「でも、化粧水ってみんな使ってますよね?」
あなたはそう思うでしょう。
わたしもそう思って毎日体中に塗りたくってました。
でも、デトックスを経験する過程で気づいたのです。
デトックスによって、毎日ボロボロと剝がれ落ちる肌。しかし、翌日にはキレイな肌が蘇っています。当初わたしは化粧水でボロボロの肌をケアしていたのですが、肌がすごく痛く感じるようになりました。本能的に「これは肌に良くないものなんだ」と感じ、止めてみると肌は本来の働きを取り戻して、上手く機能するようになったのです。
だから、今では化粧水を全く必要としなくなりました。
ただ、何もしなかったわけではありません。
あなたのご家庭にもあるものを使ってみたところ、思いもよらぬ効果が発揮されたのです。
わたしの体験も含めて紹介したいと思います。
“お米の研ぎ汁”は凄いチカラを秘めている。
あなたは、お米を研ぐとき、その研ぎ汁はどうしていますか?
おそらく、そのまま流してしまっていると思います。
実は、この“米の研ぎ汁”に凄い効果が期待できるんです。
古くから、お米を主食としてきた日本では、その研ぎ汁を洗顔や化粧水として活用してきたと言われています。
お米の研ぎ汁は白く濁っていますが、これは“ぬか”が溶け込んでいるから白く見えているのです。
玄米を食べられる方はご存じかもしれませんが、ぬかには体に良い様々な成分が含まれています。精米された米にも、精米の過程で落ちずに残ったぬかが含まれています。
米を研いだ時に手がキレイになっているのを感じたことはありませんか?
化粧水もない時代なのに、おばあちゃんの手って凄くキレイで力強いと感じたことはありませんか?
お米の美容効果を知っている方は、昔から当たり前のように、日常に取り入れていたのだと想像します。
それを、一時的に肌が荒れてしまったからと、「化粧水」という、化学物質や添加物を含んだものを肌に与えてしまう。化学物質は皮膚から吸収されるのをご存じですか?
「経皮毒」といって、皮膚から吸収された化学物質は、あなたの体内に溜まり、アレルギー反応などの症状を引き起こす引き金となり得ます。
これは化粧水に限りません。シャンプーやリンスなど、体を洗うものにも含まれています。
いまのところ、あなたの体には特に問題は感じていないかもしれません。もしかしたら、あなたが生きている間に、経皮毒による症状は現れないかもしれません。
しかし、経皮毒によって蓄積した物質は、あなたの子供に受け継がれる可能性があるのです。生まれながらにしてアトピーを持った子供が生まれるのは、親から毒性物質が受け継がれており可能性が考えられます。アレルギーが親から子に遺伝する傾向があるのは、親の体内に蓄積している毒性物質が受け継がれていることが一因であると考えています。
あなたの体に使うものは、あなただけにとどまらず、それほど大事な意味を持っているのです。
【実験】米のとぎ汁をお風呂に入れてみました
わたしが壮絶なデトックスを行っていた時、皮膚の表層に析出してきた毒素を剝がすために肌を強くこすっていました。当然、その部分は肌がボロボロになります。
最初の方は化粧水を使っていたのですが、化粧水を塗った部分がすごくヒリヒリするのです。ケアしているはずなのに、体は拒否しているかのように反応しています。
ある時、妻がおもむろにペットボトルに何かの汁を溜めていました。
そう、“お米の研ぎ汁”です。
「これ、お風呂に入れてみたら?」
確かに、米の研ぎ汁で食器を洗ったこともあり、洗浄力は強いだろうな、という印象はありました。しかし、体に使って皮膚の油分を取り過ぎてカサカサにならないのだろうか?
そんな疑問を抱えたまま、だまされたと思って湯船に入れてみたのです。
まず入ってみて感じたこと、それは、お湯が柔らかくなった気がするのです。
そして、それまではわたしの体から排出された毒素で異様な臭いが立ち込めていた浴槽も、お米のとぎ汁をいれたことで臭いが劇的になくなりました。
そして何より効果を感じたのは、お風呂から上がったあとの皮膚がすごくツヤツヤしているのです。
それまでは化粧水を必要としていた肌も、何も塗る必要がなくなったのです。
お米のとぎ汁は本来捨てているものなので、費用もかかりません。化粧水をやめることで、その分の費用も浮いて体の調子も整えられる。そんな上手い話はあるはずない!なんて思うくらいです。
でも、実際に体験して分かりました。
わたしはただイメージで物ごとを考えていただけなのだと。
米のとぎ汁は捨てるもの=キレイでないもの、不必要なもの。市販の化粧水=キレイなもの、みんなが必要なもの。
そんなふうにイメージしてました。あなたもそうではないでしょうか?
あなたが何を選択して、何を使うかは自由です。しかし、あなたにとって何が良いかは、あなたの体しか知りません。本当に何が良いか、あなたの体に聞いてみると良いかもしれませんね。
化粧水を使う必要が無くなってしまいました
お米のとぎ汁風呂を始めてから、全く化粧水を使う機会がなくなりました。
それまでは、毎月のように、500ml入りの化粧水を1本使っていたほどでした。
肌が乾燥したな、と感じては塗り、の繰り返しです。
人間の体というものは不思議なもので、その環境によって順応していくんです。本来は肌が潤いを保つ機能が備わっているはずなのに、定期的に化粧水を与えると、肌の方は「あれ、わたしの役目は必要ないのかな?」と判断して、その働きを止めてしまいます。
これは子育てや教育にも似ているような気がします。
あなたが良かれと思って、相手にあれやこれやと与えてしまう。そうすると、相手も楽なのでそれに依存するようになります。結果として、与えられることが当たり前となって、基本的に“受け身”の状態となり能動的な行動は起こさなくなります。
失敗させたくない、という気持ちも分かりますが、その失敗が人生を決めるわけではないのです。むしろ、失敗した方が本人にとっての学びは非常に大きいものとなります。
それは、結果を見てからしか分からないので難しいのですが、わたしが経験したことで言いますと、化粧水を塗っていたころより、塗っていない現在の方が肌のきめ細かさが全然違います。そして、適度な油分とハリがあるのです。
化粧水を塗っていた頃から10年は経っていますが、今の方が健康的な肌をしていると断定できます。
ただ、これに関してはわたしの見解ですので、個人差もあると思います。化粧水を否定したいわけではないので、あなたの体が本当に求めているものを与えてやればいいと思います。
その上で、わたしからの提案です。
化粧水に使っている費用で、いつも買っているお米を減農薬のものにしてみてはどうでしょうか?
通常のお米より農薬が少なく、あなたの体にかかる負担が減りますし、そのお米から出る研ぎ汁はより質の高いものとなります。
あなたの体の内側と外側、その両方から体づくりをしてみませんか?
じんわりと、あなたの体におとずれる変化に驚くかもしれません。
まとめ
どうでしたか?
古くから日本各地で作られてきたお米。
お米は日本人の体にすごく合うものだと感じます。
昨今の日本では欧米化が進み、以前に比べてお米を食べなくなってきているように感じます。実際に農林水産省のデータでも、年間一人当たりのお米の消費量は年々減少傾向にあります。
あなたが生まれた頃から当たり前のように食卓に並んでいたお米ですが、実はお米にはすごいパワーがまだまだ秘められているんです。
そんなお米のパワーを少し感じていただければ幸いです。
今回の記事はここまでです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事があなたの人生のお役に立てられれば幸いです。
そして、あなたの周りでお肌の乾燥でお悩みの方がいましたら、ぜひ提案して頂ければ幸いです。
心身ともに健やかな日々を過ごせることを、心から願っております。
まなみち
記事作成日:2022年4月12日
最終更新日:2022年4月12日