免疫力

アイスクリームは体に良いのか悪いのか?自分の体に聞いてみよう

最終更新日 2022年8月12日

 

こんにちは、まなみちです。

 

いつも閲覧いただき、ありがとうございます。

 

アイスクリームはお好きですか?

 

 

暑い夏には、アイスクリーム!

 

寒い冬にこそ、アイスクリーム!

 

冷たくてあま~い、アイスクリーム。

 

そんなアイスクリームって年中無休で食べられている印象があります。

 

 

では、実際に、アイスクリームを食べた時、あなたのカラダの中で何が起こっているのでしょう?

 

 

今回の記事では、アイスクリームの良い面、悪い面を考察しながら、あなたがアイスクリームどどう向き合えば良いか?を提案していきたいと思います。

 

 

 

アイスクリームってなぁに?

 

 

アイスクリームとひとことで言っていますが、厳密にいうと内容物の違いでその名称は分類されています(この記事では、総称として“アイスクリーム”という言葉を使っています)。

 

アイスクリームには4種類の分類があり、アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス、氷菓に分けられます。

 

細かい基準については検索頂ければすぐ調べることが出来るので、ここでは割愛します。

 

 

簡単にいうと、“乳固形分”と“乳脂肪分”の量によって分類され、『乳固形分=乳脂肪分+無脂乳固形分』という関係になっています。

 

つまり、バターやクリームのような脂肪分を多く含むものを厳密には〝アイスクリーム”と定義されているのです。

 

 

では、乳固形分が少ないアイスミルクやラクトアイスには何が使われているのでしょうか?

 

成分表示を見て頂ければ分かると思いますが、“植物油脂”という植物性脂肪が使われています。

 

 

植物油脂とは、その名の通り、植物の実や種から抽出される油脂のことです。問題なのは、植物油脂といっても、実際に“どんな植物由来”なのか、表記上では分からないんです。

 

植物油脂は、乳固形分が少ないため、アイスクリームに近い風味を出すために、アイスミルクやラクトアイスに加えられます。

 

コーヒーを飲むときに、無料でついてくる“フレッシュ”も同じようなもので、ミルクを入れる代わりに加えているのです。

 

 

つまり、その商品の価格設定やコンセプトによって、乳固形分と植物油脂の配合量のバランスがとられており、その配合によって、風味も全然違うものに変わってくるのです。

 

ちなみに、ソフトクリームやジェラートのようなものは、簡単にいうと“食べ方”の違いであり、分類としては、冒頭にお伝えした4種類のどれかに該当しています。ほとんどの場合、外食で食べるケースが多いため、どれに該当しているか判断が難しいところです

 

 

ところで、アイスクリームを食べることによる、メリット・デメリットはあるのでしょうか?少し考えてみたいと思います。

 

 

 

アイスクリームの良い面は?

 

 

アイスクリームを食べることによるメリットをいくつか考察してみたいと思います。

 

 

①美味しい

まず、当然のことかもしれませんが、好きだから食べるんですよね。だから、食べた瞬間はすごく幸せを感じるのではないでしょうか?

 

基本的に、アイスクリームって一度に沢山食べるものでもなく、特別感があると同時に「食べちゃった」的な罪悪感も感じたりすることがあるのかもしれません。

 

ご褒美的に食べるシチュエーションが比較的多いイメージがあり、食べている間はこれからおハナシするデメリットnについてある程度認識しているからこそ、食べている間は幸せを感じられるのではないでしょうか。

 

 

②栄養源となる

 

「食べたら太ってしまう」ことを気にしすぎてしまうくらい、栄養素を多く含んでいます。

 

中でも、乳固形分を多く含む“アイスクリーム”については良質な栄養素を含んでいます。なぜなら、主原料が牛乳と乳製品だからです。

 

たんぱく質、脂質を含んでおり、消化吸収に優れています。また、カルシウムとビタミンB2が豊富に含まれていることも見逃せません。

 

体調が悪くて、食欲がない時、口当たりが良いアイスクリームなら食べられるかもしれません。体を冷やし過ぎない程度に口にするのは有効と考えます。

 

 

③脳がスッキリする

 

これについては、摂取する量にもよると思いますが、適量であれば脳に与える影響は良いというデータも出ているようです。

 

脳の覚醒度が上がると同時にストレスも軽減されるとのことですが、食べ過ぎてしまうと、“砂糖”の記事で書いたように、血糖値の大きな変化があって眠くなってしまう危険性もあります。

 

 

以上、3つのメリットについて書きましたが、ある程度条件がそろった時に良い効果が期待できるものと考えて頂いた方がいいかもしれません。

 

食べたいという欲求にかられて食べてしまうのではなく、能動的に食べるという選択的行動をした際にメリットを感じられる傾向にあるのではないでしょうか。

 

いずれにしても、節度を保って摂取されることをオススメします。

 

では、悪い面はどうでしょうか。

 

 

 

アイスクリームの悪い面は?

 

 

今度は、アイスクリームを食べることによるデメリットをいくつか考察してみたいと思います。

 

①カラダを冷やす

 

これについては、その状況によってメリットにもなり得ると思います。例えば、すごく暑い日に体をクールダウンしたい時は、カラダを冷ますという行為は理にかなっているでしょう。

 

気を付けなければいけないのは、“食べ過ぎによるカラダの冷え”です。

 

カラダが冷えてしまうと、様々なデメリットがあなたを襲う可能性があるでしょう。

 

お腹の冷え、頭痛、血行不良など、全身の血流を巡ってあなたのカラダは冷え切ってしまいます。さらに、カラダが冷えることで“免疫力”の低下につながり、さらなる体調不良を引き起こす可能性もあるんです。

 

 

②脂質・糖質を摂りすぎる

 

メリットの方で“栄養源となる”と書きましたが、食べすぎれば当然、その栄養分は摂りすぎということになってしまいます。

 

ここで、問題となるのは、脂質と糖質です。

 

脂質を摂りすぎると、中性脂肪や悪玉コレステロールの増加につながり、肥満の原因となるだけでなく、動脈硬化などの生活習慣病リスクが高くなります。

 

また、糖質の摂りすぎにおいても、エネルギー過多による肥満の原因となるだけでなく、糖尿病や様々な生活習慣病リスクが高くなります。

 

寝る前に食べる時は特に摂取量に気を付けた方が良さそうです。

 

 

③体に有害物質が蓄積する

 

一般的に、アイスクリームには乳化剤や安定剤などの食品添加物が使用されています。これらは長期の摂取により、身体の不調や病気の元になり得ます。

 

さらに危険なのは、“トランス脂肪酸”の存在です。これは、アイスミルクやラクトアイスに含まれていることが多く、“植物油脂”の成分で表示されています。

 

トランス脂肪酸の長期摂取により、悪玉コレステロールが増加し動脈硬化を引き起こす恐れがあると言われています。それ以外にも、アレルギー性の疾患を引き起こす危険性も指摘されています。

 

ここで勘違いしないで欲しいことは、食べること自体が“悪”ではないということです。

 

問題なのは、食べる量、食べるタイミング、何を食べるか、です。

 

それさえしっかりコントロールすれば、身体への影響は気にならない程度です。

 

では、食べる量、食べるタイミング、何を食べるか、全てにおいてあえてデメリットとなるよう食べてみたらどうなるでしょう?

 

 

 

【実体験】朝昼晩とアイスクリームを食べ続けてみた

 

 

朝昼晩とアイスクリームざんまい、夢のようなハナシじゃないですか?

 

わたしもこんな経験は初めてだったので、正直ウキウキしていました。

 

“アイスは1日1個”が子供の頃からのルールだったので、すごく罪悪感があります。

 

そして、アイスって意外とお高いんですよね、でも、今回はデメリットとなるように、安価なアイス(主にラクトアイス)を意図的に選択しています。

 

 

さて、朝昼晩と毎日摂取した結果はどうなるでしょう?

 

 

①腸内環境が崩壊

 

まず、初日にお腹の調子に変化があり、あっという間に下痢になりました。昨日まであんなに快便だったのに、こんなにも簡単にお腹って壊れちゃうんですね。

 

 

②睡眠効率の低下

 

寝る前に食べると、どうやら睡眠の質に大きく影響するようです。体が冷えてしまうことで血行不良が起きてしまうからでしょうか。

 

寝る前に食べた日は、ほぼ確実に悪夢を見ていました。さらに、寝起きの悪さは絶品でした。起きた後の頭の重さ、ふくらはぎの重さ、全身のだるさを感じました。

 

 

③吹き出物・湿疹の発生

 

チョコレートを食べた後にニキビが出来るように、アイスクリームを多量に食べた後も、おでこや背中などに吹き出物が発生しました。

 

さらに、ひじの内側には湿疹のようなぶつぶつが沢山出来始めてしまいました。

 

 

わたしはデトックスを通じて、体が常にデトックスしている状態になっています。そのため、上の3つのような症状がすぐに現れてきたのかもしれません。

 

そのため、あなたが同じことをしても、わたしと同じようにはならないかもしれません。

 

しかし、「なにも起こらないから、わたしは丈夫」と感じてしまうのは危険なんです。あなたの見える範囲に症状が現れてない場合、それはあなたの体内で起こっている可能性が高いのです。

 

症状が出ているということは、あなたの体がしっかり反応しているということなので、それが出ていないとなると、ちゃんと機能していない可能性があります。

 

それが蓄積して、大きな病気が発症してしまうしくみなのです。

 

 

“発症したときには手遅れ”と言われてしまうのはそういうことなのです。

 

 

 

アイスクリームは食べていい?よくない?それとも・・・

 

 

さて、ここまでの記事を読んで、あなたはアイスクリームを食べたいと思ったでしょうか?食べたくないと思ったでしょうか?

 

 

わたしは、「好きなら食べればいいんじゃない?」と思います。

 

 

現に、わたしは、食べています。

 

ただ、食べるにあたってポイントがあります。

 

 

まず、“食べるものを選ぶ”ことです。

 

 

アイスクリームの分類のところで4種類の説明をしましたが、その中でも“アイスクリーム”を選択されることをオススメします。

 

というか、あなたの味覚が正常なら、必然的にそれを選びます。デトックスを繰り返して味覚が正常に戻ってくると、ラクトアイスが高確率で不味く感じてきます。

 

体はあなたにとってより良いものを選択するように出来ています。

 

選ぶ際には、なるべく食品添加物の入っていないものをオススメします。

 

 

次に、“食べるタイミング”を選ぶことです。

 

アイスクリームを食べた後は、体の芯から全身が冷えます。それは絶対です。

 

だから、冷やしていけない場面では食べないことです。

 

先ほどの実体験のような、寝る前は言語道断です。

 

意外とオススメなのは、朝にちょこっと食べることです。体に合う合わないはあると思いますが、一度試してみる価値はあるかもしれません。

 

 

最後に、“一度に食べる量は少なくする”です。

 

たくさん食べたい気持ちは分かります。

 

しかし、一度にたくさん食べることで体にかかる負担はとても大きなものとなります。

 

たくさん食べたいのであれば、小分けにして1日に何回か食べる、などの工夫をしましょう。何回かに分ければ、それが楽しみとなって生活に活力が生まれる可能性だってあります。

 

1個のアイスを3分割して朝昼晩と3回食べたら、なんか得した気分になりませんか?

 

それでもどうしても食べたい時はあるでしょう。もし、食べた後に体調を崩してしまったら、「なんで調子が悪くなったのだろう?」としっかり振り返りを行ってください。

 

それが身体に対してのブレーキとなって、次からの行動に活かせる可能性があります。失敗したら、そこから学べばいいんです。あなたにはその機能が備わっているはずなのですから。

 

 

 

まとめ

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

アイスクリームに対して、良い悪いで判断するのではなく、あなたが食べたいのなら食べればいい、そう思います。

 

身体に悪いから絶対食べません、と我慢していたら変にストレスがかかって、余計に身体に対して良くない作用が働きそうです。

 

実際に“体に悪くないものはない”と覚えておきましょう。

 

 

そのために、あなたの体には“免疫力”が備わっているのです。

 

 

それさえ、しっかり働くことが出来れば、あなたの身体はいつでも正常な状態に戻ることが可能なんです。

 

 

活き活きとした楽しい人生を送っていきましょう!

 

 

 

今回の記事はここまでです。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事があなたの人生のお役に立てられれば幸いです。

 

 

そして、あなたの周りで体の不調にお悩みの方がいましたら、ぜひ提案して頂ければ幸いです。

 

心身ともに健やかな日々を過ごせることを、心から願っております。

 

 

まなみち

 

記事作成日:2022年8月10日
最終更新日:2022年8月12日

 

  • この記事を書いた人

ラマナ・まなみち

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