最終更新日 2023年2月9日
今日はいかがなさいましたか?
かもしれません・・・ぐしゅっ
昨年までは全然平気だったのに・・・
ちょっと診ていきますね
『花粉症になってしまった』
最近、突然花粉症を発症する方が増えている気がしています。
もしかしたら、あなたも今シーズンで発症してしまったのではないでしょうか?
昨年までは他人事だったのに、いざ自分の元にやってくると、楽しい時節だったはずの日々が、ほんとうにツラい日々に変貌を遂げてしまっているかもしれません。
でも、大丈夫です。また元通りの生活に戻ることは可能です。
今回の記事では、そんな“花粉症”について、過去に花粉症を発症した、わたしの経験も交えて書いていきます。
こんな悩みがあったら要チェック
・花粉症がひどい!
・なぜ花粉症が発症したんだろう?
・花粉症って治るの?治らないの?
『時間がなくて見られない!』と言う方はコチラ↓の音声配信をどうぞ(分割配信です)。
音声配信①:その症状、花粉症かも?
音声配信②:花粉症はなぜ発症するのか?
音声配信③:治る?治らない?
Contents
その症状、花粉症かも?
そもそも、“花粉症”ってなんだと思いますか?
花粉アレルギーみたいなものかな?
だいたい皆さんそんなイメージかもしれませんね。
花粉症は“アレルギー性鼻炎”の一種と言われています。
花粉症の場合は、その名の通り花粉に対するアレルギー反応が起きているわけですが、花粉以外にも、ハウスダストやカビ、動物の毛、そば殻など、あなたの身の回りにアレルギーの抗原となるものは沢山ひそんでいます。
その症状には個人差がありますが、次のような症状が突然現れた時は、アレルギー性鼻炎が発症した可能性があります。
鼻
●サラっとした透明な鼻水が止まらない
●鼻がつまって鼻呼吸が出来ない
●くしゃみが何回も連続して出る
●鼻の奥の方がムズムズしてくる
口、のど
●のどがいがらっぽい
●のどが痛い
●味覚が感じにくくなった
●のどがかゆい感じがする
目、まぶた
●目や目の周りがかゆい
●目が充血している
●目がゴロゴロする
●目の周りがただれる
頭、おでこ
●頭がボーッとしてくる
●集中力がなくなった
●頭痛がする
●発熱がある
どうですか?
一見、風邪のようにみえる症状もあり、区別が難しいかもしれません。
風邪かアレルギー鼻炎かを判断するポイントとしては、鼻水の具合とその期間を観察すると分かりやすいと思います。
鼻水の状態が最初はサラっとしてても、1週間もすれば色がついた膿のような鼻水に変化した場合、風邪の症状と考えられます。一方、サラっとした鼻水が1ヶ月や2ヵ月も続くようならアレルギー鼻炎の可能性が高いと考えられます。
そして、あなたが発症したと思われるアレルギーの種類ですが、どういった状況でその症状がひどくなるか、観察し分析してみると糸口がつかめるかもしれません。
チェックしてみよう
- 症状が出る時間帯は?
→日中は花粉症、夜はハウスダストの影響が出やすいです。 - 症状に季節性はあるか?
→同じ季節なら花粉症、通年ならハウスダストの傾向があります。 - 住んでいる地区にスギ林はあるか?
→スギ林がある場合は花粉症になるリスクが高い傾向にあります。 - 住んでいる地区の空気は清浄か?
→大気汚染がアレルギーを引き起こす要素の一つとなります。 - 家族に同じような症状をもった方がいるか?
→家族に花粉症持ちの方がいれば、あなたも同じく花粉症を発症する可能性が高い傾向にあります。
どうでしたか?
ひとつの要素だけを見るのではなく、色んな角度から自己分析をしてみると良いですよ。
花粉症はなぜ発症するのか?
今まで自分には全く関係がなかったのに・・・。
花粉症で苦しんでいる人をみても、他人事のように思っていた、そんなあなた。
実は誰にでも花粉症を発症してしまう可能性があるんです。
一般的には、遺伝的なものがあると言われていますが、根底にあるものを考えてみると、あなたの体の中に残留する有害物質が大きく関係しているのではないでしょうか。
あなたの体の中に残留し続ける有害物質、あなたが食生活や生活環境から摂り入れる有害物質、それはあなたの体の中に蓄積し続け、やがて体の許容量を超える。
その時に、あなたの体が有害物質を外に出そうとする、それが花粉症として現れているのです。これは病気ではありません。体が起こす、正常な反応なのです。
あなたが直接的に体に摂り入れるものとして挙げられるのは、食品、医薬品です。これらの内容物には、食品添加物、加工油脂など多くの化学物質が含まれています。
近年では若い世代を中心に、花粉症の発症率は増加傾向にあります。これは、飽食時代となり、ファーストフードやインスタント食品など、多くの化学物質を含んだ食事をする機会が増えたことが大きな影響を与えています。
また、間接的に体に摂り入れるものとして挙げられるものは、環境ホルモンに分類される農薬、重金属類や、自動車や工場から排出される大気汚染物質などです。
これらの化学物質は、あなたの体の中に摂り込まれた後、簡単には排出されることはなく、蓄積し続けます。空気が悪い地域に生活していると体調が悪くなるのは、これらの物質が大きく関係していると考えられます。
たまには良い空気を吸ってリフレッシュしたい、と旅行に行きたくなるのは、あなたの体が新鮮な空気を欲している証拠なのです。人間の体は、しっかり酸素を吸うことで血液をきれいな状態にしてあげないと、いつまでも汚い状態の血液が循環することになってしまいます。
これは、花粉症に限った話ではありません。あらゆる“病気”といわれる症状に関係してくることなのです。
あなたの体に摂り入れるものが悪いものであれば、自律神経を乱すもとにもなり得ます。不規則な生活習慣、過度なストレスもあなたの体に影響を与え、様々な病気として現れてくるのです。
花粉症は治る?治らない?
あなたは、花粉症は治ると思いますか?
一般的には、花粉症は“自然に治ることはない”と言われています。
最近では花粉症を治すための治療があるそうですが、それも根治ではなく、軽減させることを目的とする治療のようです。
また、花粉症の症状を軽減するための、錠剤なんかもありますよね。眠くなるなどの副作用が気になるところですが、花粉症が治まるなら、と服用されている方もおられます。
先ほど説明したように、花粉症はあなたの体の中で長い時間をかけて有害物質が蓄積した結果、発症したものと考えています。それを根治させようとなると、それと同等の長い年月が必要になってくるため、短期間では難しいのは分かりますよね。
花粉症が出るということは、あなたの体が正常に反応している証拠です。年齢を重ねてくると花粉症が治まったように感じる方もおりますが、体の免疫力が落ちてきたことで、体が反応しなくなってきている可能性があり、今度は感染症などのリスクが大きくなってきます。
花粉症を無理やり抑えるように強い薬を体に入れることは、あまりおススメしません。もちろん身体がツラいのは分かります。しかし、それではあなたは一生、その症状と付き合うことになり、他の病気のリスクも同時に大きくなってきます。
長い年月がかかっても、少しずつでも体の中がキレイになるように、普段の生活習慣を見直していくことが一番の近道だと思います。
花粉症はあなたの体が危険な状態であることを知らせてくれているのかもしれません。そんなあなたの体と向き合ってあげること、それをしないで体に負担のかかる薬ばかり摂り入れていては、体を奴隷のように酷使しているのと同じです。
わたしもかつては、ひどい花粉症持ちでした。おまけに、アレルギー性鼻炎も持っており、1年を通じてボックスティッシュの携帯は欠かせないくらいでした。時には1日に1箱を使い切ってしまうくらい、ひどいものでした。
そんなわたしが、今では全く花粉症やアレルギー性鼻炎と言われる症状を感じなくなったのです。もちろん、体内に異物などが入った際には、体の正常な反応として、くしゃみや鼻水は出てきます。しかし、それはごく一時的なもので、一晩寝れば正常な体に戻っているのです。
でも、特別な治療はしていません。誰でも出来る簡単なことです。
すぐには効果が出ないかもしれませんが、確実に花粉症が治る方向に向かうことが出来るのです。
【実体験】デトックスを通じて花粉症が治りました
わたしは小さい頃から慢性鼻炎でした。いつも鼻が詰まっていて眠る時は口呼吸でしか寝られず、朝起きたら口の中がパサパサでした。時には風邪をひくこともありました。
その時はまだ軽い症状で病院にも行ってませんでしたが、受験を迎えるような歳ごろになると、毎日のように鼻水の嵐でした。受験シーズンを迎える春先には箱ティッシュを持ち歩くほどひどくなっていたのを記憶しています。
勉強にも集中できなくて、さすがに病院へ行き、アレルギー検査をしてみたところ・・・
ホコリ、ダニ、スギ花粉、犬の毛、猫の毛、とアレルギー反応のオンパレードだったのです。
それからは、薬を服用しながら、定期的に耳鼻科へ鼻吸引をしに行っていました。
それでも症状は一向に良くなりませんでした。
花粉のシーズンには鼻水が酷くなり、犬や猫に近づけばアレルギー反応、自宅にいても年中ダニやホコリに反応してしまいます。
ついには、マスク無しでは寝られなくなってしまいました。
そんな私が、何事もなかったかのように、鼻呼吸がしっかり出来、アレルギー反応も無くなってしまうまでに至ったのです。
でも、薬の服用や特別な治療を行ったわけではありません。
食生活と生活習慣を本来あるべき姿に戻しただけなのです。
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それにより、体が正常な状態に戻ろうとして、体の中に蓄積した有害物質を体の外に出すよう働き出したのです。
体験記でも書いておりますが、それは凄まじいものでした。これほどの有害物質が体の奥深くに蓄積していたのかと思うと、怖くなりました。
普段何気なく食べている物、たとえそれをみんなが食べていたとしても、本当に体にとって良いものなのかは分かりません。あなたの体に合うもの、合わないものは人それぞれあります。
あなたの体に合わないものを食べ続ければ、それを摂り込まないように、アレルギー反応としてあなたに知らせてくれるのです。それを無理やり薬で抑え込んだとしても、根本的に治ることはありません。むしろ、その薬による薬害が重なり、新たな問題が発生する可能性だってあります。
あなたの体には本来、あらゆる病気を治すためのシステムが備わっています。それがしっかり作用するために免疫力などを整えておくことが大事なのです。
花粉症は病気ではありません
花粉症は一般的には、病気として分類されていますが、厳密に言うとそうではないと考えています。そして治らないという認識も正しくはありません。
そもそも、治る治らないの話ではなく、体がそういう状態に至っているという認識が近いです。あなたの体を元の正常な状態に戻すために、あなたの体自身が体内から毒素を出そうとしているのです。だから、鼻水が出てしまうのは、今のあなたにとっては正常な反応ということになります。
例えば、腐った食べ物を食べればちゃんとお腹が壊れますよね。その時には下痢が起こって、体が異物を出そうとするはずです。本来は体に悪いものを食べればちゃんとお腹が壊れます。
どんなものを食べてもお腹が壊れない、という方もおりますが、大体の場合は体が悪いものを受け入れられるような体質にしてしまうんです。“中毒症”とも呼ばれますが、タバコを吸うようになれば体がタバコを欲するようになります。甘いものを沢山食べるようになれば、体が甘いもの欲するようになります。
それは、あなたの体が求めているわけではなく、中毒症になってしまっているのです。体に悪いものでも、欠乏すれば体が欲するような仕組みになってしまうのです。
あなたの体は、いつもあなたの為に働いています。
まずは、あなたの体とちゃんと向き合うことから始めましょう。
体はちゃんと応えてくれます。
病気が悪いもの、怖いもの、という認識も捨てましょう。現代医学を持ってしても、人体についてまだまだ分からないことだらけです。でも、あなたの体には確かなことが起こっています。そこには自然のサイクルで行われる営みしか存在しておりません。
そして、あなたの体が良い方向に廻り始めると、不思議なことに、あなたに起こることも良いことばかりになります。あなたにとって良いことは、どこかあなたの外からもたらされるのではなく、あなたの内面からもたらされるのです。
まとめ
あなたにとって、花粉症の認識は変わったでしょうか?
私は当時、花粉症は治らないと思ってましたし、まわりのみんな、そしてお医者さんにもそう言われてました。だから、処方された薬を黙って飲みなさい、そう言われてました。
今は薬は全く飲んでいません。“薬を飲んで抑える”ではなく、“発症する元となる物質の摂取を抑える”だけです。それ以外は特別なことはしていません。
あなたの体のことは、他の誰でもなく、あなたしか分かりません。
あなたは、あなたの体と向き合う、それだけで良いのです。
そして、あなたが「いまやる。」と決めた瞬間にスイッチが入ります。
それがあなたのDNAをスイッチONするのです。
あなたのカラダはあなたに氣づかれるのを待っています。
一緒に、そのトビラを開いていきましょう・・・。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事があなたの人生のお役に立てられれば幸いです。
心身ともに健やかな日々を過ごせることを、心から願っております。
記事作成日:2022年3月25日
最終更新日:2023年2月8日