“自分探しの旅”は不要?あなた本来の人生はすでにそこにあります

最終更新日 2022年8月23日

 

 

こんにちは、まなみちです。

 

いつも閲覧いただき、ありがとうございます。

 

 

人生において、道に迷った時、“自分探しの旅”に出かけてみる。あなたも一度はしたことがあるでしょうか?

 

 

そこで思わぬ出逢いがあった方もいるでしょう。その反対に、そこに探し求めていたものは無かった、なんて方もいるでしょう。

 

 

結局のところ、“自分探しの旅”は必要なものなのでしょうか?

 

 

今回の記事では、あなたにとっての“自分探しの旅”について、わたしの実体験を交えて紹介したいと思います。

 

 

 

あなたには“なりたい自分”がありますか?

 

 

突然ですが、「あなたの夢はなんですか?」。

 

 

子供の頃に誰しも考えたことがある問いかけ、「あなたの夢はなんですか?」。

 

その夢は時代によっても異なり、昔と今とでは、夢として挙げられる職業にも大きな変化が生じています。

 

“あなたの夢”と聞かれれば、基本的にこの世の中にある職業から選択するのが通常ではないかと思います。でも、みんな小さなころはアニメのキャラクターや動物、架空の生き物、などその子の自由な発想で夢を描いていたのではないでしょうか?

 

 

いつの間にか、夢というのは子供がみるもので、大きくなればなるほど、現実の中に夢を抱くようになっていくものです。それは、かなわない夢をみていても現実は非道のように厳しいから・・・。人はいつの間にか、元々持っていたはずの夢をどこかにしまい込んで忘れたフリをしています。

 

 

あなたもそうじゃないですか?

 

 

漫画のセリフなんかにも出てくる『オレは〇〇〇になる!』なんてセリフがありますが、あなたもそんなセリフを1度は言ってみたいと思ってことはあるはずです。

 

でも、ほとんどの場合、周りからバカにされるんですよね。

 

だって、夢をみている段階では、誰が見てもスケールの大きな夢に対して、すごくちっぽけな自分がいる・・・

 

 

だから、「結局、そんな夢、かなうわけ無いよね」と認識しているあなたもそこにいるのかもしれません。

 

そうなんです。現実って、失敗してしまった人には、とてもツラく残酷なものなのです。漫画は主役が言うからカッコいいのであって、この世界においてあなた自身が主役とは思えないのが現実かと思います。

 

でも中には、「オレが主役だ」なんて人がこの世界にはいます。そんな人の中にも持って生まれた才能を発揮して夢を現実のものにしている方もおります。

 

 

そんな方々をみていると、あなたにとっては眩しすぎるくらい輝いて見えるのではないでしょうか?

 

そういった方々とあなた自身を比較して、「持って生まれた才能がある人は良いよな」と劣等感に苛まれてしまったこともあるはず。

 

 

では、一体、何が違うのでしょうか?

 

 

昨今では幼少期から英才教育を受けられる子供さんが増えています。“3歳までに何をさせるかで一生が決まる”とも言われています。

 

じゃあ、3歳までに何もしてこなかったあなたは、本当に何も無いのでしょうか?

 

 

 

あなたは本当の自分のことを知っていますか?

 

 

あなたは、どうやって自分の進路を選んできましたか?

 

 

あなたの親に言われたから?

 

あなたの学校の先生に言われたから?

 

あなたの塾の先生に言われたから?

 

 

人生において、進路を選ぶって、判断基準がありませんよね。だから、周りの意見を参考にするのは悪いことではないと思います。

 

ただ、それらを完全に鵜呑みにするのも良いことではありません。

 

 

あなたの周りの方々は、あなたの為にと思って助言をしていると思っていますが、それは“助言をした方自身”の願望である可能性もあるからです。

 

あなたに良い進路を選択してもらえれば、あなたは社会的地位を得ることが出来るでしょう。その恩恵はあなたの周りの方々にも当然存在するのです。

 

社会的地位を得るためには、良い学校へ行く、優良企業へ就職する、世間で広く認められた職業に就く、などといった、すでに社会的地位のある場所へ行くことで、自動的にあなたにも同様の社会的地位が付与されます。

 

 

そこには、地位、名誉、お金といった、この社会におけるアイデンティティの確立に必須な要素が存在しています。

 

 

ここでよく考えてみてください。

 

 

あなたの幼少期に抱いた夢の中に、地位、名誉、お金といった概念は存在していたでしょうか?

 

そこに存在していたのは、“あなたが何を得たいか?”ではなく”何を与えたいか?”ではなかったでしょうか?

 

社会にでて、地位や名誉、お金を得るというよりは、社会であなたがすることによって、誰かに夢や希望を与えたい、そんな純粋な気持ちがそこに存在していたと推察します。

 

社会に出てから、このギャップに氣づいてしまったあなたは、「本当にこの選択は正しかったのだろうか?」と自問していることでしょう。

 

 

そして、「本当に自分のしたいことは何だったんだろう?」という思いがつのり、何かに導かれるように“自分探しの旅”に出ようとします。

 

 

多くの場合、それをあなた自身で考えるというよりは、“それを氣づくきっかけが欲しい”ということで、“ここではないどこか”に行きたくなっているはずです。

 

 

 

 

“自分探しの旅”に意味はあるのか?

 

 

自分探しの旅にをされたことのある方なら分かると思います。

 

 

そこにあなたの求めるあなたはいましたか?

 

そこにあなたの求めるものはありましたか?

 

 

多くの場合、そこには何もなかったのではないかと推察します。

 

何かを感じ取って、「これに違いない!」と言って、新たに何かを始める方もいるでしょう。

 

自分探しの旅先で運命的な出逢いをして、新たに何かを始める方もいるでしょう。

 

 

そういった、不思議な出逢い、導きみたいなものは確かに事例としてはあって、否定するものではないと思います。

 

しかし、基本的には、“自分探しの旅自体には何の意味もない”のが現実だと考えます。

 

 

どこかに行ったところで、そこにあなたの求めているあなたは存在しているのでしょうか?

 

 

事実として、あなたはそこにしか居なせんし、実はそこにも居ないんです。

 

そこにいるあなたは、あなた自身や周りの環境が作った“設定されたあなた”という存在でしかないんです。要は、都合よくつくられた存在です。

 

例えば、あなたには良いと思っている資質、悪いと思っている資質が存在していると思います。その2つがあった場合、あなたが悪いと思っている資質については、「これは本当のわたしじゃない」とすんなりには認められないものなのではないでしょうか?

 

 

あなた自身が良いと思っている資質、それこそがあなた自身であると思いたい、そして周りにもそのことを認めて欲しい、そんな思いがそこに込められているように感じます。

 

それはいわゆる“承認欲求”というものではないかと思います。

 

「自分を価値のある人間として認めて欲しい」そんな思いからくる欲求です。

 

 

そこには色んな深層心理が存在していると考えられていますが、ここで言いたいのは、“あなた本来の資質と、あなたが価値のある人間として認められることはイコールではない”ということです。

 

結局のところ、あなた自身も何らかの社会的地位を得るために自分探しの旅をしているに過ぎなかった、ということになってしまいます。

 

 

じゃあ、本当のあなたはどこにいるのでしょうか?

 

ここで、わたしの実体験について少しご紹介したいと思います。

 

 

 

【実体験】本来の自分のことが分かってしまった瞬間

 

 

 

わたし自身、幼少期から“わたしというもの”が存在しておらず、“周りが求めたわたし”がわたしとして存在しておりました。

 

だから、会う人によってわたしという存在は異なり、大きく分けて“4つのわたし”を同時に使い分けておりました。

 

周りが求めているわたしが無くなってしまわないよう、わたしは常に周りが求めているわたしになりきるための努力は怠りませんでした。

 

その努力も功を奏したおかげか、わたし自身、社会生活の上では上手くやってきたと思いますし、他人とのコミュニケーションについても上手く出来るという自信がありました。

 

 

しかし、そんな自信は脆くも崩れさってしまったのです。

 

 

その原因は、“わたしの妻”でした。

 

なぜか、妻だけに対しては上手くコミュニケーションをとることが出来ないのです。わたし自身はとても一生懸命に妻に協力したり、家庭が良くなるようにと奮闘しているつもりが、なぜか上手くいかないことが多くなってきました。

 

わたしも妻も、お互いの中に病的ななにかが問題として存在しているのではないかと考えるようになりました。

 

 

そんな時、運命的な出逢いがあったのです。

 

 

妻が自然な流れでたまたまたどり着いた鑑定士さんに、鑑定してもらうという機会がありました。妻自身、その鑑定の中に何かを感じたようで、わたしに対して「絶対に受けた方が良いよ」と勧めるようなことが何回かありました。

 

わたし自身、そういった鑑定を受けたことがなかったので、半信半疑ではあったのですが、何かそこに感じるものがあり、氣づけば鑑定を受けるに至っていました。

 

 

そして、そこには大きな氣づきがあったのです。

 

 

わたしが自分に対して持っていた、コミュニケーション能力は“全く持ち合わせていない人間”だったのです。それを持っているという勘違いが起きていたのです。

 

だから、その勘違いしていたコミュニケーションの部分は「やらなくていいんです」と言われた時に、ふっと肩の荷がおりたような感じがしました。今まで、わたしは自分が出来ないことに一生懸命固執していたのです

 

この鑑定を通して本来の特性に気付く氣づくことが出来たわたしは、その後、妻との関係がそれまでが嘘だったかのように上手くいくようになりました。

 

 

勘違いしていたのは、わたしだけでなく、妻も同様だったのです。それを二人が共有できたこと、それが上手くいくきっかけとなりました。

 

 

 

あなたの特性を生かした人生を送る

 

 

 

わたしは、鑑定を通じて、本来の自分を知ることが出来ました。

 

本来の自分の中には、社会的にはネガティブになり得る要素が存在していました、社会上でそれをやると社会的に排除されてしまう、その恐れがありました。だからこそ、それを選択できないでいたのかもしれません。

 

本来のわたしが分かってからというもの、本来のわたし全開で過ごすことにしてみました。すると、全てにおいて状況が良くなる方に動くようになりました。

 

厳密にいうと、良くなるというよりは、“悪いものを寄せ付けない”という解釈のほうが適切かもしれません。もっというと、良い悪いという認識すら薄れてきました。

 

 

わたしは「良い悪いは置いといて、こういう存在なのです」、という認識で過ごすことが出来ていました。これは生物としても同様のことだと思います。

 

例えば、毒を持った生物は自分のことを悪い存在と認識しているでしょうか?その生物はそういう生き物なのです。それ以外の生物にはなれません。

 

 

だからこそ、本来持っているあなたの特性が分かれば、おのずとやるべきことが見えてくる、そう思うのです。

 

そして、それを全うすることがあなたにとって至高の喜びとなる、とも感じます。

 

 

実際に、わたしはこういったかたちで発信する活動を行っていますが、この活動にもわたしの特性が活かされています。だから、この活動によって利益を得ることが目的ではありません。これをすること自体がわたしの生きる道なのです。

 

もちろん、この社会で生きていくためにはまだまだお金という存在は欠かせないものですので、お金を頂くというかたちを取ることも当然あります。

 

 

“好きなことでお金を稼ぐ”ということに対して、「都合が良い」と感じている方は多いでしょう。でも、それが可能となる時代になってきています。

 

それが難しいのは、まだまだ社会の方にその仕組みが備わっていないことと、多くの方々の意識がまだまだそこに至っていないことがあります。

 

 

あなたはこれからの社会に少なからず不安を持っているかもしれません。だからこそ、あなたの特性を活かした活動をぜひ続けながら磨いていくことをオススメします。

 

その活動はすぐには社会において認められないかもしれません。でも、それで良いんです。誰もあなたのことを否定することは出来ません。

 

 

あなたは、あなたでしかないのですから。

 

 

 

まとめ

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

自分探しの旅をすることも悪いことではありません。そこにはあなたの探している物は無い、ということがきっと分かります。

 

 

大事なのは、“あなたが持っている勘違い”を認識することです。

 

あなたが勘違いしてやってしまっている“あなた自身”に氣づくこと、そこから本来持っているあなたが始まります。

 

 

全ての人がそのひと本来の特性で生きられることが出来れば、自然な流れで社会廻っていくと感じています。

 

この記事を見ているあなたはそのスタートに立っているのかもしれません。

 

 

あなたの感じるままに生きてみてはいかがでしたでしょうか?

 

 

 

今回の記事はここまでです。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事があなたの人生のお役に立てられれば幸いです。

 

 

そして、あなたの周りでこれからの人生にお悩みの方がいましたら、ぜひ提案して頂ければ幸いです。

 

心身ともに健やかな日々を過ごせることを、心から願っております。

 

 

まなみち

 

記事作成日:2022年8月21日
最終更新日:2022年8月23日

 

  • この記事を書いた人

ラマナ・まなみち

人生どん底から“心の在り方”をきっかけに、人生が大きく好転。将来の不安が“楽しみな未来”に変わる。病気から解放され、好きなことが出来る人生。そんな人生をサポートします!

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