最終更新日 2023年3月22日
今日はいかがなさいましたか?
ありませんか?
食べている気がする・・・
せっかくなので考察してみましょう。
もしかしたら改善するかもしれませんよ!
あなたの毎日の食生活を思い起こしてください。
小麦粉を使った料理を食べる機会が意外と多いのではないでしょうか?
最近ではパンが好きな方も多く、当たり前のように毎朝食べている方もおられると思ます。実際に、朝食がパン食の割合は全体の3割を超えており、米食を差し置いて最も割合が大きいという調査結果もあります。
そんな中、小麦粉を摂取してアレルギー症状を発症している方が増えているという報告もあります。
今回の記事では、小麦粉を摂取することで体に及ぼす影響について実体験も交えながら考察していきたいと思います。
こんな疑問あったら要チェック
・小麦粉ってカラダに悪いの?
・小麦アレルギーの原因ってなんなの?
・肌荒れと小麦粉は関係あるの?
時間がなくて記事を読む時間がない!という方のために、音声配信を用意しました。
作業などしながら聞いていただければ幸いです。
Contents
小麦粉でアレルギーが起こる?
日本の食卓には、古来からご飯が並んでいるのがごく一般的でした。
それが、パンや麺類も食卓に並ぶようになり、日本の食文化は多種多様になったと感じます。
これは、食の欧米化により、ご飯よりもパンや麺類が合う食事が増えてきたことも一つとしてあります。それほど、日本の食文化はバラエティに富んだものとなっているのでしょう。
ショッピングモールに行けば、大体の料理が食べられるほど、お店の種類が豊富です。
それに反して、純和食のような料理を食べる機会は若い年齢層を中心に減ってきていると感じます。
パンって気軽に食べられて、食べた瞬間にすごく満足感のようなものを感じますよね。
そして、お米に比べると消化吸収も早いので胃腸の負担が少なく済む、といったメリットがあります。
「朝からあまり重いものは食べたくないよ~」
という方には持って来いの食べ物ですよね。
しかし、このパン等の原材料となる小麦粉を摂取することで、体への影響が指摘されております。もしかすると、あなたにも実際に症状として現れているのではないでしょうか?
こんな症状ありませんか?
●膨満感、便秘、下痢など、お腹を中心に現れる症状
●倦怠感、集中力低下、ぼーっとするなど、頭を中心に現れる症状
●吹き出物、肌のカサツキ、肌の痒みなど、肌を中心に現れる症状
あなたにも、少なからず自覚症状を持っている症状があるのではないでしょうか?
特に最近顕著になってきていると感じるのは、アレルギー性の症状です。
小麦粉でアレルギー?と思うかもしれませんが、一体何が起こっているのでしょうか?
小麦粉には食欲を増進する効果もあり、つい食べ過ぎてしまうというデメリットがあります。パン好きな方であれば、一つでは満足できず、2個3個と食べてしまう光景をよく見かけます。
実際に、小麦粉を使った料理にはレパートリーが多く、色んな食品と組み合わせて食べられるメリットがあります。
アレルギーを引き起こしている背景として、“過剰摂取になっていること”、“小麦粉だけでなく一緒に摂っている食品との相乗効果”があるのではと考えています。
今回は、このアレルギー症状を中心におハナシをしていこうと思います。
なぜ小麦アレルギーになるの?
認識しているから、かもしれません。
アレルギーを引き起こしていると考えられている成分、それは“グルテン”というタンパク質です。あなたも一度は聞いたことがある成分ではないでしょうか?
このグルテンが腸内に悪影響を及ぼすことで、様々な症状として体表に現れてきていると考えられています。
グルテンが原因として現れる症状として指摘されているのは、乾燥肌、吹き出物、片頭痛、下痢、便秘など、様々な体調不良です。
でも、パンは昔から食べられていたはずなのに、なぜ最近になって言われるようになったのか、不思議ではありませんか?
実際に、同じように小麦粉を食べていても、症状が出る人、出ない人がいます。
わたしはその本質として、問題は小麦粉だけに限らないのでは?と考えています。
あなたは“グリホサート”という除草剤を知っているでしょうか?
実は、輸入される小麦には、この除草剤が直接散布されていると指摘されています。実際に、輸入された小麦粉から作られたパンの中に残留してグリホサートが
検出されたという試験結果も出てきています。
このグリホサートには“発がん性”がると指摘されています。それくらい人体に危険性のある食品を摂取すれば、アレルギー反応としてあなたの体に症状が現れるのは全く不思議なことではないです。
また、別の観点でも考えると、小麦粉と同時に摂取する、加工油脂や食品添加物にも少なからず影響があるものと考えています。
加工油脂には、“マーガリン”、“ショートニング”、“ファットスプレッド”がありますが、これらは一般的に販売されているほとんどのパンやドーナツ、ケーキなどの食品に使用されています。
この加工油脂には、『トランス脂肪酸』が含まれており、体への悪影響が指摘されております。
食品添加物は言うまでもないですが、そのほとんどが化学合成によって作られたものですので、体への影響が無いという方が不自然です。
結局のところ、何が健康被害をもたらす引き金になるかと言うと、“摂取する量”の問題ではないかと考えています。
単純に小麦粉のみの摂取量ではなく、その小麦粉に残留する農薬、その小麦粉を使った食品に含まれる加工油脂・食品添加物、これらをトータルに考えて、「どれだけ体に悪影響のある成分を摂取しているか?」が重要なのではと考えます。
小麦粉がカラダに合っていないかも?
さらに別の観点でも考えてみます。
「そもそも、あなたの体に小麦粉は合っているのか?」ということです。
食べ物の好き嫌いがあるように、あなたの体に合っているもの、合わないものは誰しも存在していると、わたしは考えています。
“身土不二”という、生まれ育った土地で摂れた食べ物が体に合っているという考え方があります。
これに倣うと、生まれ育った土地の物を食べなさい、ということですね。
大きな視点で言うと、日本人なら日本のものを食べたらいい、とも言えます。
国産のものが良い、と言われているのはそういった部分もあります。
小麦粉を使った海外の料理と言えば、パン、ラーメン、パスタ、ピザ、ナン、などが代表的なものでしょうか。
もちろん、これらの料理にはそれぞれの魅力があり、それ自体を否定するものではありません。ただ、日本食にも魅力的なものは沢山あると思います。
「黙って日本食を食べなさい」とは言いませんが、せめて“国産の小麦粉”を使った料理を食べるようにしたら良いのではないでしょうか。
ただ、それでも体調に変化が現れる方もおられると思います。
その時は、何を食べたら調子が悪くなるのか?をしっかり把握しておくことが大切です。それが、あなたの体質を知るための大事な手がかりとなります。あなたのことは、あなたにしか分からない事なのです。
小麦粉を使った料理を食べても何も起こらない方もいれば、体が過剰に反応してしまう方もおられます。
本当に人それぞれなんです。
だから、決して小麦粉が悪だと思わないようにしてください。
どんな食品にも言えることですが、良い面悪い面が必ず存在します。
どんなに体に良いと言われている食品でも、それを摂りすぎれば体への悪影響が現れる可能性が出てきます。
単純に「好き嫌い」で食べるものを判断するのではなく、何を食べるとあなたの体が喜ぶのか?を考えながら食事を摂ることが健康づくりにとても大事なのではないでしょうか?
ここで、わたしの体を使って実験してみたことを紹介します。
【実体験】小麦粉を食べ続けるとどうなるか?
今回は、パンを中心に一定期間の間、食べられるだけ食べ続けてみました。
実験期間中は、朝食と昼食をパン食に切り替えて夕食は基本的にごはん食にしていました。
すると、食べ始めて数日で、目の周りがカサカサになり始めました。さらに、目の周りが赤くなり、かゆみも伴うようになりました。
続いて、唇もカサカサになり始めます。さらに、頬から顎のラインがカサカサになりました。
続いて、首が全体的にカサカサになりました。さらに、頭皮がカサカサになり、かゆみを感じました。
1週間もすると、全身のあらゆる部位でかゆみが起き、何をするにしても集中できない状態となりました。
同じことを、輸入された小麦で生産された食品で試してみたところ、症状としては同様の現れ方ですが、影響が出る期間が早く、その度合いがきつく感じました。
また、今度は、添加物がより多く入っている菓子パンのたぐいをメインに摂ってみました。これが一番影響力が大きかったように感じます。菓子パンには糖質も多く含まれるので、一度に2個や3個も食べれば、その後の作業に大きな支障をきたしました。
今回試してみて感じたことは、小麦粉を使って大量生産された菓子パンやお菓子のたぐいは注意して食べられた方が良いということです。体に良い面が全くと言っていいほど感じられませんでした。唯一言えることは、どこにいてもお手軽に食べられる、ということのみです。
基本的に、手作りのものか、大量生産でも加工油脂や食品添加物の配合が比較的少ないものを選んだ方が影響をより抑えられると思います。
最近では、消費者の健康志向の高まりから、食品添加物の使用は全体的に控えられてきていますが、それでもまだまだ使用されています。
それに、原材料の高騰が問題となっている昨今では、食品に使用されている材料を見直さざるを得ない事態となっています。それが影響して、内容物の品質がいつの間にか悪くなっているケースも見られますので、いつも買っているものでも、毎回買う時には内容物を念のため確認した方がいいと考えます。
特に、安く買えるものには必ずそこに理由があります。その意味をよく考えていただければ幸いです。
アレルギーはカラダからのサイン
1~4までの項目で書いてきた内容で、何となく小麦粉にかかわるアレルギーの実態が見えてきたと思います。
あなたの身体に現れているアレルギー反応は、“あなたの身体から発せられたサイン”であることをまずは認識するべきだと思います。
あなたの身体は嘘をつきません、起こったことがそのまま現れます。それをあなたがしっかりと受け止めること、そこから本当の健康づくりが始まります。
あなたがちゃんと、あなた自身の身体と向き合い続ければ必ず、あなたの身体は健康な状態へと導かれるでしょう。
生活習慣病をはじめとする多くの病気は、この“身体から発せられるサイン”を無視し続けた結果、現れているものだと認識しています。あなたもそれを何となく分かっているのではないでしょうか?
「少しぐらい大丈夫でしょう?」という認識の積み重ねがやがて大きなものとなります。投資をされる方なら分かると思いますが、コツコツと積み上げる物ほど後に大きな返りがありますよね。
確かに、体に悪いものを少し摂取くらいでは、あなたの体に備わっているデトックス作用がキレイにしてくれます。しかし、それが過度になってくると、体の方で処理能力の限界を超えて、有害物質があなたの体に蓄積し始めます。
一度蓄積し始めると、それが起点となって、あなたの体に有害物質が蓄積し続けるような事態に発展していきます。これが、歳をとった時に病気として現れてしまうというわけです。
日本の平均寿命は80歳を超えるまでに至り、かなりの長寿大国となりました。しかし、健康寿命はというと、平均寿命よりも10歳前後低いというデータが出ています。亡くなる前の10年間は何らかの病気に苛まれながら生きている、というのが実際のところです。
生命保険でも良く言われてる、“三大疾病”や“七大生活習慣病”のほとんどは、あなたの日頃の生活習慣から発展して引き起こされる病気です。
あなたがしっかりと健康管理さえしていれば、このような病気のリスクは極小まで低下し、将来の病気に対する不安は取り除かれるでしょう。
あなたが好きな食べ物を否定するわけではありません。好きなものは食べて頂ければ大いに結構かと思います。当然、小麦粉を使った素晴らしい料理は世界各地に沢山ありますよね。
ここで大事なのは、“節度を持って食べること”です。あなたが口にする全てのものは、必ず身体への影響があることを忘れないで欲しいのです
まとめ
今回、小麦アレルギーをテーマとして記事を書きましたが、小麦粉に限った話ではないことはあなたにも分かると思います。
これ以外の記事でも書いていきますが、あなたの身体に悪影響を及ぼす食品は沢山潜んでいます。
それらを知らずに食べているのと、知っていて食べるのとでは、あなたに及ぼす影響は全く異なるものになります。
特に、小麦粉は主食として摂取する機会が多いものです。まずはそこから見直してみてはいかがでしょうか?
それだけでも身体の変化を実感して頂けるかもしれません。
あなたの、健康で穏やかな人生を応援しています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事があなたの人生のお役に立てられれば幸いです。
心身ともに健やかな日々を過ごせることを、心から願っております。
まなみち
記事作成日:2022年8月19日
最終更新日:2023年3月21日